にじの頭の中

新世界で大人気の、カナダ人社長の包丁屋さん。

にじです🌈

かなり久々の記事で、

「なんで包丁やねん🤣」と思ったあなた。

…間違ってません!笑

なぜいきなり包丁なのかと言うと…

先日母を連れてお店に行ってみたからです。

 

 

飛行機で1時間ほどの距離に住んでる母が、こちらへ来る時に

「テレビで見た、通天閣のところにある包丁屋さんに行きたい!」とのことだったので、

一緒に行ってきました!

 

通天閣のすぐ下にある【刃物工房】

お店の名前は、「TOWER KNIVES OSAKA 刃物工房」。

母から「通天閣の近く」と聞いてたので、とりあえず通天閣へ向かい、

近くに着いてからお店を調べました💦

 

すると、本当に通天閣のすぐ近く!

【住所】大阪市浪速区恵美須東1-4-7

地図はこっち

↓↓↓

 

 

通天閣の足元に着いて…

ナビで設定した場所にたどり着くと、ちょうどコインパーキングもありました💡

通天閣付近に行くのは2度目。

前にきた時は見ることがなかった、こんな昔っぽい…哀愁漂う感じにびっくり。笑

で、ここから90度左を見ると包丁屋さん。

右側を見ると、通天閣です。

 

私が外で色々写真を撮ってる間にも、外国人の方がいっぱい店内へ!

社長がカナダ人だからか??

 

とにかくカッコいい店内

いざ、お店の中へ。

ズラーっと包丁がショーケースの中に飾られていて、どれも美しい!!!

そしてカッコいいの、お店の中。

このお店では包丁を鋼から打ったりはしてなくて、

堺市など全国から良い包丁を仕入れて販売しています。

(柄を付け替えたり、刻印したり、研いだりはしてる)

 

家庭用の包丁から料理人さん用までいっぱい!

 

 

そして、末っ子は社長に抱っこしてもらって写真をパシャリ😊

めっちゃ笑顔で抱っこされてました😊

あまりに愛想が良かったからか、

「明日から修行に来る?まずは掃除から(^^)」というお言葉もいただきました(*≧∀≦*)

親しみやすい社長さん✨

(写真の掲載許可は取っています)

 

 

工房の中も見えて、カッコ良さに大興奮の私♫

 

刀も置いてありました🤤

 

店内は、私たち以外のお客さんはみんな外国の方でした。

ラグビーの試合の関係で今は特に多いんだそう💡

で、店員さんみんな英語ペラッペラ!!!

 

すんごい流暢に包丁の使い方の説明とか、

何気ない会話とかしてて、これまたカッコいい。。

 

 

試し切りができる

店内では、気になった包丁の試し切りができます!

私も母もさせてもらいました。

 

あのね、感動!!!

スパッと切れるって、こういうこと!!!(*≧∀≦*)

トマトも人参も、スパッ!!!っと切れる。

トマトは引きながら、人参は押しながら切るそうな。

 

でね、お店の包丁で試し切りをしたあと、

「これは100均の包丁です。切ってみてください(^^)」って。

 

 

こんなにも違うのね…( ´_ゝ`)

ってなりました。笑

人参の切り口を比べてみても全然違う!!

上の写真。

どっちがお店の包丁で、どっちが100均のかわかりますか??

答えはあえて載せないので。笑

コメントやツイッターからメッセージくれると嬉しいです😊

 

断面見てもらうと全然違うんですが、

良い包丁(お店の包丁)は断面がツルッツルなの✨

触っても全然引っかからない!

 

それに対して、良くない包丁(100均の)は凸凹というか、ザラザラというか。。

とにかく全然違う。

 

良い包丁は、

断面が綺麗なので繊維を壊さない分、味も良いんだとか✨

だから料理人さんとかは良い包丁にこだわるんですねー✨✨

 

断面の繊維を壊さないから、食材が腐るまでの期間も変わるんだって!!

良い包丁は同じものを切っても腐るまでに日数があるそうです。

すごい✨

 

 

ちなみに、万が一手を切っちゃった場合も、

繊維を壊さずに切ってるから傷の治りが早いそうな。

 

包丁の研ぎ方を教えてくれる

そして、母が砥石を買うとのことで包丁の研ぎ方を教えてくれました💡

この包丁の角度。

1円玉2枚分=2円分の厚みと一緒なんです。

包丁の上部に2円玉置いてあるの。

この角度を保ちながら研ぐと、綺麗に研げる。

 

 

そして、刃の反対側を研ぐ時は1円分の厚みだそうです。

包丁の右側面と左側面で研ぐ角度が違うんです!!

 

 

つ・ま・り!!

右利きの人と左利きの人では1円と2円を逆にしなきゃいけないの!

衝撃でした、この話。

そもそも包丁に右利き用と左利き用があるなんてことすら知らなかった。。

 

 

一般の人はそこまで気にしなくて良いけど、

料理人さん用の包丁はちゃんと右利き用と左利き用が販売されてました。

(左利き用の方が値段が高い)

 

 

ちなみに「うち、1人だけ左利きがいるんですけど…」って言ったら、

「そういうご家庭ではどちらでも切れるように、

両方1円分にするっていう方法がいいですね」とのことでした。

 

 

…なるほどねー!!!

包丁1つでこんなにこだわりがあるなんて✨

深く考えたことなかったです…ごめんなさい。。

 

 

包丁を買う時は…

気に入った包丁が見つかって、その包丁を買うことに決めたら!

同じ包丁の在庫の中から好きなものを選べます✨

柄の色や模様が微妙に違うから。

 

私は直感で、一番右のものにしました。

選んだものがちゃんと切れるかどうか、新聞紙を切って確認してくれます。

新聞紙がスッて綺麗に切れるの見たことある!?

手で持ったままの新聞紙がスッスッスッて、シャッシャッシャッって切れるの!!

 

なぜいきなり包丁屋さんの話をしたのか?

で、いきなりなぜ包丁屋さんの話をしたのかと言うと…

単純に、このカッコいいお店を知ってもらいたかったのと、

ビジネスとして面白いなと思ったから。

 

包丁って…料理をしてる人には欠かせないもの。

でも、家庭でご飯を作るくらいだとこだわってこだわって選んだりする人は少ないと思う。

私が知らなかっただけで、良い包丁に対する需要はあるわけで。

 

 

その包丁に魅了されて、極めて、良い包丁だけを集めたお店を作る。

良いものの良さを伝えることで、世界中からお客さんが集まる。

 

 

また、

良い包丁を売るだけでなく、

包丁の説明をすることで、職人さんの代わりに包丁の魅力を発信してるんだそうです✨

 

 

それが結果的に、包丁を作る職人さんの信頼も深まり、

より良い包丁を販売できることにも繋がる。

自分の思いだけでなく、職人さんの思いも一緒に乗せて包丁を売ってるんだなって。

 

 

これってビジネスに大切なことだよなーとしみじみ。。

思いがけず、とても勉強になりました。

 

 

自分が知ってることでも、他の人は知らないこともたくさんあるだろうし。

その逆も然り。

自分の中で変な「常識」を決めてしまわずに、いろんな事に興味を持って知識を増やし、

「これだ!」と思ったことに一点集中。

 

1つのことを極めるって、難しいけどそれができたらカッコいい。

唯一無二。

そんな人に、私はなりたい。

 

 

いや、なる。