にじです🌈
今日はちょっと、
「不登校」について書かれた本を読んでの感想を書いてみようと思います。
小幡和輝さん著の、
学校は行かなくてもいい 親子で読みたい「正しい不登校のやり方」
という本です。
とても読みやすく、「なるほどな💡」と思うこともたくさんあったので、
ぜひあなたも読んでみてください。
オススメの一冊です✨
Contents
不登校に対して思っていたこと
我が家には現在小学生3人、幼稚園児2人がいます。
幸いにも(?)不登校になっている子はいません。
でも、近所にまったく学校に行ってない子がいたり。
「不登校」という現象があることなんかはわかっていたのですが、
どこか他人事のような感じでした💦
そんなにじが、なぜ不登校の本を読んでみようと思ったのかと言うと。
以下の試し読みに出会ったからです。
『学校は行かなくてもいい』試し読みhttps://www.obatakazuki.com/gakkoytachiyomi
気になる方は読んでみてください!
著者である、小幡和輝さんの想いと、本の試し読みができます😊
小幡和輝さんの不登校のきっかけ
小幡さん自身も不登校児だったとのことで、
不登校になった経緯や、不登校になってからのことなどが丁寧に書かれていました。
小幡さんの不登校は、
なんとなくの違和感
から始まったそうです。
そして10年間の不登校を経験されたとのこと。
それでも高校3年生の時に起業されて、今でもいろんな事業に携わっていらっしゃいます。
親の私が子供の声を聞いてあげなきゃと思った
実は3番目の子はたまに、
「学校いやだーーーーー」って言いながら学校に行ったりしています。
それがどの程度本心なのかはわかりませんが、
「またテキトーなこと言って。。」と、聞き流すのはやめようかなと。
本を読んで思ったのは、
確かに大人でも自分の中にある違和感を言葉にして相手に伝えるのって難しいのに、子供が的確に伝えられるわけないか。。
ってこと。
「またなんか言ってるわ…」で済ませるのは簡単かもしれないけど、
子供が本当に「何か違和感や不満を感じてるかもしれない」なら、
しっかり聞いてあげなきゃなと思いました。
親の私が逃げ道を閉ざしてしまってはいけないなと。
義務教育の本当の意味
日本では中学校卒業までは義務教育ってのを知ってる方は多いと思います。
でも私は、「義務教育」の本当の意味を履き違えてました💦
「学校にいく義務」や、「行かせなきゃいけない義務」だと思ってました。
でも本当は、
「市町村が区域内に学校を作らなければいけない」という意味だそうです。
それを知ることによって、
「子供が行きたくないって言うなら無理に行かせなくてもいいんだ」
と思えました。
行きたくない場所にいやいや行かせる必要はないって知ってるだけで、
親は少しほっとするんじゃないかな?✨
逃げ道は必要。逃げることは悪いことではない。
不登校になってしまう原因は、人それぞれ。
- いじめられた
- 集団生活に馴染めない
- 友達と馴染めない
- 輪に入れない
- 雰囲気が合わない
- 先生と合わない
などなど。
それこそ、子供の数だけ理由やきっかけはあると思います。
それを理解できないからってないがしろにしてしまうのではなく、
まずは受け入れてあげることが大切なんだろうなと思いました。
「不登校になったらどうする?」って夫と話ができた
この本を読んで、夫に聞いてみました。
「もし誰か不登校になったらどうする?」って。
夫くんは本を読んでいないけど「別にいんちゃう?」って。
「学校に行ってなくてもなんでもできるやろ💡」って。
私もそう思います。
Twitterとかを見てて、高校生や中学生が起業をしようかっていうような時代。
学校にいく必要なんてない!!!って言うつもりはもちろんないです。
学校でしか学べないこと(運動会の一体感とか)もあるし、
行く意味があることもわかっています。
でも、無理していく必要はないんだろうなと。
選択肢の一つとして「学校に行かない」という選択肢を、
親が頭に置いておくのはいいことだなと思いました。
まとめ
この本を読んで、私が「不登校」について考えるきっかけを得ることができたように、
多くの人に「不登校」について考えるきっかけとなってくれるはず💡
親の立場や、祖母・祖父の立場、先生や近所のおばちゃん。
みんながそれぞれの立場で「子供達の居場所」について少しずつでも考えてみると、
生きづらい子供達が減っていくんじゃないかなと思う。
そしてこの本は「不登校」だけでなく、「居場所」について悩んでいたり、
今の環境に「違和感」を感じている人にとっても、
なにかしら気づきを得られる本なんじゃないかと思います!
そんな話を夫くんとするいいきっかけにもなってくれた小幡さんの本。
ぜひ、いろんなご家族に読んでみて欲しいです!!